高橋空山は生前から「尺八の神様」と称され、日本音楽史にその名を刻んだ象徴的人物。
彼は虚無僧として武者修行を行いながら日本各地を巡り、明治4年に廃宗された普化宗寺院の遺跡を調査。その研究成果は著書『普化宗史』としてまとめられた。
また高橋空山は、宮川如山師、岡崎明道師、勝浦正山師、小林紫山師などの指導を受け、普化宗尺八の奥義を継承した。
高橋空山著、69ページ、1973年出版、カバー日焼け、内側美品
356ページ 箱日焼け、中身良好、書き込みなし。
・ 箱:薄ヤケ・薄汚れ
・ 本体:使用感少なく良好
著者・志村哲: 大阪芸術大学助教授、現在日本に残る地無し古管尺八を尋ねて20数年間にわたりその形状や音色を研究。楽器としての古管「地無し尺八」の優秀性を、楽器と身体の相関において沢山のデータを採り、科学的に検証したCD付の論文。
※書き込みもなく全体のコンディションは良好です。
尺八史に係る太古から昭和中期までの言説を網羅的に取り上げ丁寧に解説する。尺八の歴史に初めて科学的な光を当て、できる限りの文献資料により実証的に考察した画期的尺八通史。
著者:上野 堅実 2002年発行/297ページ
第1章 古代尺八
第2章 古代中国の縦笛
第3章 古代エジプト・オリエントの縦笛
第4章 中世の尺八と一節切
第5章 普化尺八
第6章 近代以降の尺八音楽
【英語書籍・日本語無し】尺八の心に響く音色に惹かれますか?初心者にも、スキルアップを目指す上級者にも『Learn to Play the Shakuhachi』は尺八をマスターするための包括的英語教則本です。本書には、尺八奏者マルコ・リーンハードによる日本の民謡、童謡、練習曲、オリジナル曲が収録されています。練習曲は、テクニックを向上させ音を豊かにするため、あなたの演奏能力に合わせて作られました。曲中には、二重奏や打楽器(太鼓)伴奏の曲も含まれています。本書で尺八を学び、発見することを楽しみながら、この美しい楽器の知識と理解を深めて下さい。 348pages/705g/21.59 x 2.01 x 27.94 cm/800g
マルコ・リーンハード:NY在住の尺八、篠笛、太鼓奏者。1990年から1993年の間に日本で鬼太鼓座の一員として活動。
本書は「五つの音だけで尺八を楽しもう! 」をテーマに作られた尺八教則本。尺八の基本の5音であるレファソラド(ロツレチハ)を吹けるようになった初心者や、伸び悩んでいる中・上級者にも指南書としてお薦めです。
本書のために神永大輔が作曲・編曲した楽曲は、アイリッシュ風、ブラック・ミュージック風、中央アジア風、三曲合奏風、民謡風など、バラエティーに富み、五つの音だけにも関わらず尺八を思う存分楽しむことができます。
また、限られた五つの音のフレーズでも、より尺八らしい表現で演奏できるように、尺八の装飾テクニックについても詳しく説明しました。CDに収録されている音源を確認しながら、一つ一つ習得することができます。
そして、ピアノ、ギター、津軽三味線、箏、文化箏の素晴らしい伴奏とともに、五つの音でセッションをする感覚をお楽しみください。
五線譜と特別付録の都山流尺八譜付き。



